古民家再生シリーズ2【再生の方法】

最近ではすっかりお馴染みの
 
 
「田舎暮らし」
 
という言葉。
 
人々は物質的な癒しを求めている時代なのだなぁ。
と染々感じます。
確かに協会内問い合わせは、「古民家物件はないか?」という問い合わせは多いようですね。
 
さすが希少な古民家物件。空きがでたらすぐ売れるという人気物件ですから、物件を入手するにはタイミングがありなかなか難しいといえます。
 
希少な古民家は減り、スローライフ、田舎暮らしを選択される人の需要は増え。倍率の高い市場です。
 
しかし、古民家そのものを入手しなくても、スローライフより近づけるため再生する方法はあります。
 
現地再生
現在民家が建っている場所で基本的な構造は変えず解体、もしくは歪み、腐朽した部分の補修等を行いそのまま再生する事。これは古民家所有者もしくは入手された方しかできません。
 
移築再生
解体した民家を一度全てを解体して別の場所に運搬して構造体のほとんどを使い組み立て直す事。です。ライフスタイルに合わせた間取りや設備の設計を行います。
 
部分再生
部分再生は移築のひとつですが、敷地の関係上、新築と組み合わせて部屋単位で移築再生する事です。建て替え時によく見られます。
 
古材利用
解体された建物の梁や柱などを新築住宅の部材として使用する。古材一本でも二本でも使い、再生させます。店舗などへの利用もおおいですが、希少な古民家の入手困難であれば、お住まいのリフォームや、新築時の住居への採用が近道かと思います。これも立派な民家再生といえましょう。
 
古材はインパクトがありますから一本使うだけで部屋の雰囲気は変わり、癒しの空間をつくりだすことも可能です。
 
古民家再生はなにも昔の古民家に住む事ではないですし、すべて伝統工法を復元して建てるものでもありません。
 
スローライフ風、田舎暮らし風を演出していく古民家風でいいと思います。
 
なぜならを本物の癒しの空間は自然を使う事で作れるからです。
 
参考に、、、
『200年への挑戦』【グリーン計画シリーズ6】http://ameblo.jp/kominkasaisei-kanagawa/
 
【一般社団法人神奈川県古民家再生協会】http://www.kominka-kanagawa.com