古民家再生道
本日、神奈川県古民家再生協会で古民家の現地調査にいきました。
築100年くらいでしょうか?
移築されてからは70年程だそうです。
古民家オーナーさんと、この古民家の歴史や、古民家の良さなどを話しながら、
古民家と生きた思いでを思い返すを懐かしい時間を。
私たちの任務は、古民家の素材と文化をどうしたら次の世代につないでいけるか・・・
古材であれば、次はどのように活用していくか・・どのように残していきたいか・・・
古民家であれば、この古民家を未来の子ども達のためにどのように再生させて使っていくか・・・
選択肢はやはりオーナーさん
であります。
今日は色々とお話ができ、前向きに解体の方向で考えてくださいました。
思いでと共に「カフェやレストランなどに使われたらうれしいです。」と
ありがたいお言葉を頂きました。
この先、じっくりと考えていただきしっかりとしたプランで決断していただけたらなぁ・・・
と思っています。
その提案を神奈川県古民家再生協会がお手伝いさせていただきます!
古民家再生・古材再生
日本は地震国ですから、やはりそれ相応の建築文化に
戻して行くべきでありましょう。
先日、川崎にある古民家訪問の折に
住んでいる方に古民家についての事を伺った。
その際に関東大震災の時の状況についてこう語る。
「この家は江戸末期頃の建物で、関東大震災も経験したらしい。でも壊れなかったよ。
凄いもんだね。被害が出たのは家の縁側のトメが少し開いた。そんなもんだったねぇ。」
と、、、
トメだけ???まさか、、と思いながら実際被害があった箇所を見せていただいた。
開いていたのはたった1,5センチ程度。
私は驚きました。
ここまで強いのか、、、
日本の文化をまざまざと見せつけられた気がいたしました。
やはり日本には日本に相応しい建築工法があるようだ。
伝えなければなりません。真実を、、、
変えていかなければなりません。現実を、、、
一般社団法人神奈川県古民家再生協会は、伝統工法の伝承と古材活用を次世代に向けて
発信してまいります。
古民家見学ツアーも6月に開催いたします。
6月 古民家見学ツアー
一般社団法人神奈川県古民家再生協会で
6/12(日)
6/27(日)
古民家見学ツアーを川崎市立日本民家園にて開催いたします。
一般の方々も参加可能です。
●「古民家を学びたい・・・」だけど古民家を学ぶ場所と、機会が無い。
●「古民家の移築、再生、リフォームを考えている」だけど身近にモデルとなるものが無い。
などなど、古民家がにわかにブームになっている今だからこそ知りたいことは
沢山あります!
そんな人に古民家見学ツアーは必見の野外博物見学イベントです。
別途、200年住宅再生ネットワーク機構発刊の
お問い合わせは
一般社団法人神奈川県古民家再生協会 http://www.kominka-kanagawa.com