一本の電話

一昨日、×××古民家再生協会に一本の電話がありました。

『古民家を再生しているのだが、入っている業者の工事がずさんで信用できない』
昨日訪問し、工事の内容、請負金額、施主の意向等聞いて愕然としました。
〇〇〇〇 〇〇〇の工事ですが、ひどい工事です。
施主はこの後もう100年もたす家を依頼したそうです。
近くに息子夫婦が賃貸で住んでいるので、この機会に綺麗になったら、一緒に住んでくれるかも知れない。と。

しかし、現地は素人に毛の生えたような工事が進んでおり、欠陥住宅と呼ばれてもおかしく無いようなものでした。 工事は今日からストップします。2〜3日内には、工事契約の解約の手続きに入ります。 〇〇〇 ひどいですよ!

全国の仲間に教えてあげて下さい。他にももめている物件は相当あるはずです。 それと、このような話が再生協会に来た事にも、一つ扉が開いたように思いました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

TVや雑誌で多く取り上げられ古民家再生は今ブームです。全国での「古民家鑑定士」の反応からそれは明らかです。 しかし、それによる「ひどい工事」も増えています。 我々「古材倉庫 グループ」ははオピニオンリーダーとして業界を良くしていく・・・ひっぱっていかなくてはならないと思っています。あらゆるユーザーの期待に応えなくてはなりません。そして循環型建築を推進して行かなくてはなりません。 そのレベルUPの為に各地域で一般社団法人古民家再生協会一般社団法人伝統資財再生機構 を設立頂き各地で例会を開催頂きそのスキルUPを図っています。 また2月の全国大会(16日・17日)では全国連合会を設立して「業界団体」としてその市場優良活性化を図って参ります。 環境解体屋さん×材木屋を中心とする伝統資財屋さん×技術建築屋さん各地域で堂々とネットワークを構築してブームでないしっかりとした市場の構築を図ります。

井上 幸一