人と地球に優しい社会を目指して
神奈川県の古民家鑑定士さま!そして、私達の活動に賛同されていただいている方々に、最大に感謝を申し上げます!
循環型建築社会(グリーン建築社会)の建設を目指して、一般社団法人神奈川県古民家再生協会もこつこつ地道に頑張っております。
超長期にわたり使える木材の再利用が、地球環境を守っていく事は言わずとも明白です。
20年後の2030年には新築棟数が半減する。とも予測さている昨今。
今以上に良い建築新商品を開発していく事は重要でありますが、一方の側面ではどんなに新しい材料を開発し、推進をしたとしても、この時代、無垢の自然素材の再利用には、勝つ事はできないと思っています。
人と環境に優しく、強度もあり、長持ちするという利点をもっているからです。
そういう意味では、
古材の使用や伝統的工法での建築、江戸時代にみられた材木を再利用する循環型建築が時に適したありかたではないか。
言ってしまえば、現代の在来工法や、2×4工法より、伝統工法の方が強いと、実験で数値が証明をしています。
では、なぜ現代の建築のような形に変わっていってしまったのかは、疑問が残りますが、過去は過去として、どうあれ、たどり着いた未来には地球環境破壊を防がなければならないという課題を抱える結果となった訳です。
その渦中に私たちはいます。
クールビズ、ウォームビズ、エコバックなど、個人レベルでできる事は浸透しはじめています。
建築業も例外ではありませんが、まだまだ出来る事は沢山あるはずだと私は考えます。
特に、古民家再生協会では、産業廃棄物に目を向けています。
古民家は解体となった場合、木材を買い取り、買い取った木材は保証をつけて再利用して使い、産廃を防ぐ。
新しい良質な材料には、60年後買い取ります。という証明書をつけ循環系の流れを作ります。
もちろんメンテナンスや、古民家に関する事は相談いただけたら、喜んで受けます。
これが神奈川県古民家再生協会のひとつの役目になりますが、まだまだ浸透中なので、拡大の為、やらねばいけない事は多岐にわたります。
地球環境を守る建築の総称であるグリーン建築(循環型建築社会)をつくろう!という、大きな願いを果たす為沢山の仲間と味方をつくり大きな市場を目指し努力していきます。
これからもよろしくお願いいたします。
一般社団法人神奈川県古民家再生協会 代表理事 田畑 力