■
神奈川県古民家再生協会の主催する
「古民家見学ツアー」というイベントを日本民家園をで開催されました。
昨日は家族連れの方や、卒業論文の論文作成の研鑽や、古民家に興味のあるかた、古民家鑑定士さんなど、11名の方が古民家の見学の為訪れました。
冒頭挨拶にて、「見学なので遠足に来た気分で、楽にいきましょう・・・」との発声に、皆さん和やかな雰囲気で一棟一棟みて回りました。
さすが、日本一の古民家園です。
最初に現れるのは、
明治40年の民家、「欅の殿堂」旧原家
すべての技法が使われているのではないかと思うほど、多種、
多様な技法が使われています。腕もよければ、材も良い・・・
この民家に使われているのは、ほぼケヤキです。
私はこの民家は個人的に、「ケヤキの殿堂」と呼ばせていただいております。
私も出会ったスーパー古民家にニコニコ状態で、説明を始めました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
見学ツアーに参加された方々は古民家に圧倒されてしまいます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タイムスリップしたようなそんな気分です。
どんどん進んでいきますがお次は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
白川村から持ってきた合掌造り民家です。
白川郷の合掌造りの古民家のほとんどの屋根は60℃といわれており、急勾配で迫力があります。
川崎で世界遺産の一端を見たような気分になりました。
次に進むと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3・11の震災により少し影響があったものの、ここの作田邸の技術には、感動を覚えざるを得ません。
地産地消が生んだ知恵と技の結晶以外にありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後に見学者一同感動した物件は
岩手県の曲り屋民家
素晴らしいですね・・・・
次回は5/22(日)に
古民家見学ツアー第2回を開催いたします。
その他、古民家を回りましたが、カットさせていただきました。
途中、皆で囲炉裏を囲み、「炉辺の会」の方と談話をさせていただき、古民家の暮らしや、建築の知恵、古民家再生にかかる費用など様々な観点からお話しいただきました。
最後は大きな並木道を歩いて解散を致しました。
みなさん、すごく楽しかったと大好評でした。
最後にはアンケートもとらさせていただきました。
日本の伝統文化を見守っていく事は日本人にとってごく自然であり、当然なことだと思います。
その心を養う事、とても大切な事です。