【環境】資源について

今日から未来のため【環境】の基礎について少し触れていきます。

都市鉱山」「都市森林」この言葉の意味するところは、
建築物や、都市における人工物の中に、鉱山資源や、森林資源がストックされているという
考え方の総称。

ここで2つの言葉を並べて考えてみましょう・・

①自然界における資源ストック(樹ストック、木材ストック)
②資源ストックとしての建築物(都市森林)

社会全体で考えたとき
①が②に流れるとき
①の量は②の新築量に相関します。

②が廃棄物として流れていくと
②が減少します。

減少したぶん、新たに①から②へと流れていくと

①と②は相関しているので、①はどんどん減っていきます。(ここまでは戦後の日本です)
そうすると①はいづれ消滅します、すると困るので①を減少させないため②を守る活動が
活発になってきます。(これがそれに気づいた今の日本です)

そして、今私たちがしなければならない課題は、、
廃棄処理の抑制(②が廃棄物としてながれていく速度を緩める。)すること・・・

いわゆるフロー建築社会からストック建築社会へ・・・

その方法としては、
再利用(伝統資財として活用「木材は超長期に渡り循環可能」)するか、
長持ちさせる(200年住宅「伝統的な工法」「国産材の使用」「耐震設計」)事が大切です。

都市森林を発掘し、都市森林破壊をまもり、日本の山を元気にしていく活動が
ここにあります。

古民家再生協会、伝統資財再生機構では、廃棄される前の木質資源である
古材や、国産材を廃棄される前にもう一度、自然界における資源ストックとして
残し、資源ストックとしての建物に流れをつくっています。

これを私たちはグリーン建築とよんでいます。

この理念で私たちは行きます!

古民家再生協会の理念に賛同される方(個人も団体も・)と、
これからもともに環境にいい活動していきます