持続可能な循環型社会を目指して・・・
60年以前、おおよそ昭和25年以前の材木はその土地や周辺で採取された材料と言われています。
国産の大断面の木材は今、採取困難であります。
経年何度も、この気候変動のある日本で育った木は、その特質上、強度を増しながら大変、日本の風土にマッチし、最優秀な材であります。
60年たった木というのは実はこれからが使い時でなのです。
伝説な宮大工、西岡常一棟梁も「木材は60年かけて育つんや」と豪語している。
さてこの古材(古民家)、、40年程前は少なくとも
500万棟!
はあったと推測されています。
現在は約
15万棟、、、
なんたる、運命を日本は歩んでいってしまったのか、、、
動物ではないですが、
まさに
絶滅の危機
にさらされています。
これは、日本人が日本の文化を大切にしようという心をなくし、経済発展に眼目においてきた末路であるとも言えましょう。
500万から15万、、、
96%を消失して気づいた今だからこそ、少しづつでも全国の古民家再生協会の活動がいつか、大きく華咲く事を信じて、今日も明日も頑張って行きたいと思います。
焦れば、必ず忘れてしまうことがあると思います。
大切な事は循環型社会を目指し、、長期の目に立ってビジョンを描き、腰を据えて進む事だと思います。
コツコツと、良い活動を進めていきたいと思います。