古民家訪問1

本日、気にかかっていた古民家を

代表理事 田畑 力
訪問いたしました。

もともと地元に住んでいる方で、築年数は、100年以上と語っておりました。
もともとは茅葺の屋根でありましたが、メンテナンスの理由上、現在屋根には銅板が敷かれておりました。

中を見る限り、木の黒光りの具合や、差し鴨居棟さまざまな造りからみて、150年以上と思われます。

今まで古民家の持ち主から話しをきき、共通して言われることは「夏が涼しい」ということです。

昔、冬は人的知恵で火や衣で持続的に暖をとれても、夏は冷房などありませんから、人的知恵といっても、団扇を仰いだり、水を浴びたりしか暑さは防げません。せめて心理的に涼しく。。。などということで風鈴などを頼ったそうです。

そういう意味から基本的に古民家は夏の暑さを防ぐための設計になっているのでます。開放的なつくりで夏は涼しいのです。

ただイメージとして、開放的なので冬は寒いイメージがありますね。

等など、色々と語ってきました。

ゆくゆくは古民家を活用していくか、既存して文化としてそのままメンテナンスをして残していくのかということも事も色々意志を聞きたい。

ということで・・・

また伺う約束をして帰りました。


古民家鑑定士はユーザーさんの意向に従い、残すなら残すで、ユーザーさんと係っていき、意志を尊重しながら、場合によりメンテなどの提案をさせていただき、
活用という話しになれば、何かいい提案を考えて、提示してあげる。否、させてもらう。

そういう使命があるのではないか。。。

と改めて感じた。

古民家ユーザーと関われる事を誇りに思いたい。

あくまで「ユーザー第一」を忘れない。