一般社団法人神奈川県古民家再生協会 設立に寄せて

一般社団法人神奈川県古民家再生協会が設立をしました。

20世紀は、地球環境が急速に荒廃化していった世紀でありました。
21世紀は、地球環境破壊を減速させ、地球を守らなければならない世紀になりそうです。

今では、どの産業業界も「地球に優しい製品・・・」との旗を掲げて、社会全体が一丸となって地球環境を守ろうと取り組んでいます。

【わたしたちが、古民家を残そうとする所以】
①国産(古民家からでた)木材(古材)が最も円熟する前の段階で廃棄処分されることによりでるco2排出を防ぐため
②一般的に国産(古民家からでた)構造材(古材)は200年〜300年は強度を保ち、超長期に渡り再利用し使うことがきるため
③古民家からでた木材(伝統資財)を3R(Reduce:廃棄物の発生抑制、Reuse:使用済み製品などの再利用、Recycle:最終的な資源再生) に基づいて活動し、循環型建築社会を目指す
日本建築文化の継承・日本建築技術の継承、古い町並み風景の保存、修景。

以上の目的を実行するため、
当協会では、神奈川県各地域に在する古民家鑑定士がその地域の古民家と古民家に住んでいる方に積極的に関わっていき、
古民家に文化的な側面から価値を与え、未来に残していく活動をしてまいります。